キャッシュレス化を進めて財布を消したい。脱出できない日本の現金主義社会

私は財布を持ちたくない。
できることなら、カバンさえも持ち歩きたくないと思っている。

少なくとも、早く財布を持たない生活ができる日本社会になってほしいと常々思っている。

目次

キャッシュレス決済の世界状況

キャッシュレス化に遅れる日本
現時点でも約20%ほどしかキャッシュレス化が進んでいないのです。

でも、実は世界的にみてもクレジットカードの保有率は上位なのです。
つまり、もっていても結局使う人が少なく、使う金額も少ない。
結局は現金主義がまだまだ強いのです。

一応、経済産業省は、大阪・関西万博(2025 年)に向けて、「支払い方改革宣言」として「未来投資戦略 2017」で設定したキャッシュレス決済比率 40%の
目標を前倒しし、高いキャッシュレス決済比率の実現を宣言する。さらに将来的には、世界最高水準の 80%49を目指していく。

と、宣言しております。

スウェーデンで現金が消えた!?

急速にキャッシュレス化が進んだのがスウェーデンだということはご存知かと思います。
本当に私はこの国のスタイルがいい。財布や現金は持ちたくない。

銀行と政府がしっかりと結託して、半ば強制的にキャッシュレス化を進めた勇気ある国なのですよ。
どんな策を実行したのでしょうかね。
簡単に項目だけ引っ張って来ましたらこのような政策でした。

■小切手からデビットカードへの移行
■犯罪対策による現金取扱の廃止
■個人間送金・支払サービス:Swishの登場(送金サービスを提供するスマートフォンアプリ)
■実店舗等における「現金拒否」

デビットカードの普及もすごく、講座に残高がある分だけ即時決済ができるので、クレジットカードの信用取引とは違い、小さい子供でももてるので、小さい頃からキャッシュレス化に慣れて行くことにもなる。

最初は国民の大多数が利用する鉄道運賃の支払いにおいて、キャッシュを一切使えないようにして子供からお年寄りまで強制的に電子決済を導入せざる英ないようにしたようです。

あと、実店舗による現金拒否!
日本とは真逆で、「現金のみのお取り扱いです」ではなく、「現金は使えません!」なのです。

日本よもっと頑張れキャシュレス化!

まだまだ現金信用が高いですし、クレジット決済も手数料ビジネスとして導入側にはデメリットもあり、なかなか進んでいないのが日本。
キャッシュレス化とは
・電子マネーのような前払いのプリペイド式
・デビットカードの即時決済型
・信用決済のクレジットカード

の3種となります。
スマホかカードだけ持ち歩けば生活できて決済に困らない日本になるのはいつ頃だろうかね。
しかし、ちゃんと国と銀行が協力し、民間が手数料ビジネス色をおとせば、導入も広がるとは思いますが、とはいえまだ20%レベルであればスウェーデンの政策のような強制的な策は必要かと思う。

そうでないと、ずっと無理だろうニッポン(笑)。

フィンテック革命で、仮想通貨という新しい電子マネーも登場し、ますます現金が危うくなる。
つまり価値がなくなるということ。

ちなみに、お札や、小銭を作るのにもコストがかかります。
お札は安いですが、2〜3年でボロボロになり刷り直しなのです。
そして、例えば1円玉、これを1枚作るコストって知ってますか?

1.8円です。
造幣局は赤字なんです。

一応ここ数年は1円玉は電子マネーの「多少の普及」により、製造はされておりません。
細かくいうと、消費税5%から8%になったタイミングの2年間だけ作りましたが、そのごやっぱり不要だそうで作られておりません。

また、扱う店舗はレジ締め作業など、業務時間がかかりますからないほうがいいのです。
もちろんデメリット(スマホなら電池が切れたら使えなくなるだとか、大規模停電の時に決済ができなくなるだとか)はありますが、新しい技術が解決解決するとおもう。

スウェーデンでは、、、、

「スマホさえ不要」と、さらに先を行く決済サービスも出現しています。「バイオハックス」という企業が提供するのは、親指と人さし指の間に埋め込む長さ1センチのチップ。専用の端末に手をかざすだけで個人を識別、支払いが可能になります。

まるでSF小説の世界のようですが、スウェーデンでは、鉄道料金などの支払いに3000人以上が利用していて、国外でも、7か国で200人程度が利用しているといいます。

ちょっと、体にチップ埋め込むのは怖い気がしますが、、でも世の流れはそっちなのかもしれません。

もっと詳しくこのキャッシュレス化の現状や計画のデータ資料を見てみたいという人は、経済産業省が今年の4月に出したばかりの資料を目を通してみるといいと思います。
『キャッシュレス・ビジョン平成30年4月経済産業省』

実現に向けてしっかりと国も協力して動いてほしいものですね。

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